平屋に住みたいけど平屋はうるさいと聞いたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。「こだわって建てた平屋に住んでみたら騒音問題で眠れない」ということになっては後悔につながります。
そのため、今回は平屋がうるさいと言われる原因と対策について解説します。平屋を建てる際の注意点まで紹介していくので、平屋を検討している方は参考にしてください。
建ててから対策しておけばよかったと後悔する前に本記事を読んで対策しておきましょう。
また以下の記事では、伊賀市・名張市で平屋を検討している方に向けておすすめの会社を紹介しているのであわせてご覧ください。
平屋はなぜうるさいと言われるのか
平屋がうるさいと言われる理由はワンフロアであるため、部屋同士の音が響いてしまうことが挙げられます。
防音性能の低い平屋を建ててしまうと、家族の生活音や話し声が気になってしまいます。
また、平屋の家は屋根との距離も近いため、屋根の素材によっては雨音などの外部音が伝わりやすく響いてしまいます。
平屋の防音対策3選
平屋でうるさいと感じないために、対策や工夫ができます。今回紹介する対策法は以下の3つです。
- 間取りを工夫
- 防音材を使用
- 収納スペースを活用
さっそく見ていきましょう。
間取りを工夫
平屋のように各部屋が隣り合う場合は、間取りを工夫することで音を小さくしたり消すことができます。
例えば、リビングと各部屋の距離を取ったり、廊下を設けることが挙げられます。
他にも、各部屋とリビングまでにドアを何枚か設置すると、音を妨げる効果があるため防音効果を期待できます。
防音材を使用
平屋は2階建ての住宅と比べ、広い土地が必要となるため、限られた土地で平屋を建てようとすると、廊下や壁などが充分に確保できないケースも出てきます。
距離が取れない場合は、各部屋の間の壁に防音材を入れることで音を軽減できます。
防音材には種類が複数あり、遮る音のレベルも決められます。そのため、あなたの予算と遮る防音レベルで防音材を決めることがおすすめです。
収納スペースをうまく活用
間取りにゆとりのある場合には、収納スペースを設けることで音を軽減できます。
例えば、リビングと各部屋の間に収納スペースを作ると、各部屋の距離と壁の枚数を増やせるため防音効果があります。
また、洋服などの布にも吸音効果があるため、ウォークインクローゼットなどを作るのも防音対策として有効になるでしょう。
平屋の防音性能に関する口コミ・評判3選
実際に平屋で生活している方がうるさいと感じるタイミングを口コミ・評判から紹介します。今回紹介する口コミ・評判は以下の3つです。
- 雨音うるさい
- 部屋喋っているとリビングに聞こえる
- 天井と近くて雨音で眠れない
それではみていきましょう。
雨音うるさい 平屋の難点ですね。
引用元: Twitter(@miyo_t_92)
二階建てでも二階で寝たらうるさいけど
声が出せる環境だったらよかったんですけど…平屋でして
引用元: Twitter(@tamako0053)
部屋でおしゃべりしてると普通にリビングにまで聞こえるんですよ
で、大体「うるさい!」って言われておしまいっていう…
雨音うるさくて寝れねぇ……。
引用元: Twitter(@Riagakkyun)
天井と壁が近いとほんとうるさい。平屋だから雨音余計にひびく……。
上記の口コミのように平屋に住まれている方は実際に、うるさいと感じている例が多いようです。
雨の日だけ十分に寝られないのは良い居住空間とはいえません。また、他の家族に気を使って会話ができなくなってしまうのも過ごしにくいでしょう。
後悔しないためにも対策を講じておきましょう。
平屋の家を建てる際の注意点
ここからは実際に平屋の家を建てる際の注意点について紹介します。今回紹介する注意点は以下の3つです。
- 間取り
- 使用素材・材質
- 土地面積と施工金額
上記3つを紹介します。気になるところをチェックしてください。
間取り
平屋の家を検討している方は、間取りを工夫する必要があります。
例えば、キッチンやリビングと寝室の距離をできる限り離して音が響くのを遮るなど、生活音を考慮した間取りがおすすめです。
また、平屋の家は特にプライバシーに配慮しましょう。
全ての生活空間がワンフロアのため、遮るものがないと居住空間が丸見えになってしまいます。そのため、外からの視線を遮る中庭や室内干しスペースなどを設けると視線を気にせず過ごせます。
使用素材・材質
平屋の家を検討する際は、使用する素材や材質に注意しましょう。
壁だけでなく、屋根にも防音効果のある塗料を使うことで、防音効果を高めることができます。
また、ガルバリウム銅板などの金属素材は、雨音が直に室内に響いてしまうため、屋根の形や素材に注意する必要があります。
土地面積と施工金額
平屋の家は2階建ての家に比べると、基礎面積と屋根面積が床面積に対して広くなるので坪当たりの単価が上昇してしまいます。
広い土地があり、資金的にも余裕がある場合は防音性能を高めた間取りの平屋を建てることも可能です。しかし、限られた土地で平屋の家を建ててしまうと、各部屋の距離も取れないため音漏れなどが発生してしまいます。
そのため、費用や土地などを工務店やハウスメーカーと相談した上で決めるといいでしょう。
また施工する会社の技術によっても性能は変動するため、複数社で比較し、検討する必要があります。以下の記事では、おすすめの住宅会社を紹介しているので参考にしてください。
まとめ
今回は、平屋がうるさいと言われる原因や対策、建てる際の注意点を紹介してきました。
実際に、平屋の家を建てる際は広い土地があると防音対策のための間取りやデザインなどができます。
広い土地がない場合でも、高い天井高にしたり、防音性能がある壁板や素材を使うなどして防音対策しましょう。
人生で一度の家づくり。快適な暮らしを送るためにも、事前に対策を講じておくことをおすすめします。
この記事が少しでもあなたの助力になれば幸いです。